生理がきて全部が最悪になった。
おとといまでの夏をめいっぱい楽しむポジティブな私はもういない
私が気分を悪くしたので天気も悪い
とにかく全てが気に入らなくてずっと悲しい気持ちになった。死にたい
みんなが私を忘れてる
みんなが私をおちょくっている
生理２日目はいい気持ちがいっこもない
生理がきて色んなことがリンクすることで思い出したけど、私の生涯でいちばん好きな小説 村上春樹作の「海辺のカフカ」の話をするね
ところで私の友達で村上春樹が好きな人っている？
いたらおしゃべりしたい
私はけっこう小さいときから好きなの 特に短編がね
「海辺のカフカ」は好きで好きで舞台も3回観にいった
終始舞台で薄く流れたり大音量で流れたりするのがシガー・ロスのVakaだ
主人公が夜行バスに乗るシーンがあるから、夜行バス乗る時は必ずこれを聴いて海辺のカフカごっこをする。
今日、私の生理が重いせいで雨が降っていたけど雨の降る上野は「海辺のカフカ」の舞台となる香川県は高松の繁華街のシーンみたいで良かった。舞台で観たとき実際に雨が降ってて超感動した この物語の終わり方ね、読んでない人にはネタバレになっちゃうけど主人公がいろんなところに降る雨のことを思って、終わるの それがすっごく良いの
だから今日雨の降る上野でシガーロス聴きながら歩いたのはけっこう気持ちよかった
この物語の登場人物みんな好きだなあ。
友達みんなを当てはめて読みたい。
私は、主人公の田村カフカと同じ夜行バスに乗り合わせるさくらっていう女性に似てると思う
高松で、カフカをアパートに入れてあげるんだけど「私は東京にきまったボーイフレンドがいるからほかの男の子とは寝ないよ」って言いながら、手コキしてあげるの
いや、別にそこが私に似てるわけじゃないよ。でも読んでてさくらの考えてることがわかる感じがした。
この物語は主にふたつの世界があらゆる形でリンクしながら進んで、最後のほうで重なったりするの。そこがすっごく面白いの！
もう1人私に似てる登場人物がいて、岡持節子というお婆さん 昔小学校の先生をしていて、戦争で旦那さんを亡くしているのね
小学校の先生をしていた26歳のある晩、亡くなった旦那さんと激しくセックスする夢を見て、起きてオナニーするの そしたらクラスの子どもたちを山に連れていった先で急に生理がきちゃうの この時点でめちゃくちゃわかりすぎる 私のブログを熱心に読んでくれている人はわかると思うけど先月私好きな人のこと考えてドキドキしてたら急に生理がきて衣装を汚しちゃってたでしょ
んで、手ぬぐいで手当てをして見えないところに捨てるんだけどその血がついた手ぬぐいを、ナカタサトルが拾ってきて岡持節子に渡すの。
このシーン何回思い出しても怖い。
岡持節子はナカタサトルを殴っちゃうの
そうして子どもたちの集団昏睡がはじまる。
このシーンほんとうに怖い
自分が岡持節子の立場だったら。って考える すごく自分に似てるから 私もいちおう先生だし、エロい気分になるとすぐ生理がくるし
他の児童が目を覚ましてもナカタサトルだけ目を覚まさなくって、そして障がいを残して生きていくことになったの 舞台で観たときさ、木場勝己がめちゃくちゃそのままナカタサトル＝ナカタさんで凄かった だから友達を当てはめて読むときもナカタさんだけは木場勝己ね
カフカの彫刻家の父親が猫殺しのジョニー・ウォーカーである二面性が素敵だとおもう 世界によって違うキャラクターってことはある 小田急線と京王線が遠いようですぐ裏にあるみたいに
カフカと佐伯さんがどんどんお互いを好きになっていくところも大好き……
最後のほう佐伯さんのセリフ一個一個が繊細で壊れそう！
仮説で、だけど、佐伯さんはカフカのお母さんなの そんで恋人でもある
とにかく、「海辺のカフカ」は私の本当に大好きな小説なの アイデンティティになってるの
村上春樹の、ほかの話だと、羊男が出てくるお話はどれも好き
私の友達って羊男みたいな人がすごく多い気がする
高校生のとき「ふしぎな図書館」に出てくる「なぞの美少女」のなりきりアカウント？みたいなやつ作ってハルキストたちと交流を図っていた ちょっとはずかしー
「羊男のクリスマス」はいろんなキャラクターが出てくるから身近な友達をキャスティングして読むのかなり楽しいだろうな。みんなも読んでみて。そんで私に感想か何か送ってください
てかユニクロと村上春樹コラボしてたの知らなかったんだけど！ダンス・ダンス・ダンスのTシャツ、よすぎ！
海辺のカフカだけダサかった。舞台観にいったときも毎回違うデザインのグッズ買ってたけどどれもいまいちだったな
